私の後輩は最近ちょっと大きくなったので、私との年齢差もだいぶ少なくなってきました。それまでは私とは敬語で話すのが当たり前でしたが、最近はタメ口になることが増えてきました。
そこで私は、このままでは後輩に甘やかされてしまい、私との間に上下関係がなくなってしまうのではないかと心配になりました。そこで、ドッキリを仕掛けてみることにしました。
仕掛けたドッキリは、後輩の席に私と同じ年齢の友達を呼んで、一緒に昼ごはんを食べるというものでした。友達は私と同じ年齢なので、もちろん後輩よりも年上です。
そこで、後輩が席に戻ってきた時には、友達と私がタメ口で話しているように見せかけました。すると、後輩は本気でガチギレしてしまい、自分の席に戻ってしまいました。
後で聞いたところによると、後輩は「私たちの間にはもう上下関係がないのか」と本気でショックを受けてしまったそうです。私の友達は後輩にはタメ口で話すように言葉を選んでいましたが、後輩は友達を同年代の友達だと思っていたため、タメ口で話すのが当たり前だと勘違いしていたようです。
その後、私は誤解が解けて一緒に笑い合うことができましたが、ドッキリを仕掛けたことを後輩に詫びました。後輩も「自分が無意識にタメ口を使うようになっていたことを反省し、今後はしっかりと敬語を使うようにします」と謝ってくれました。
このドッキリをきっかけに、後輩との間に再び上下関係ができ、お互いの意識も変わったように感じました。ドッキリを仕掛けたつもりが、思いがけない結果になったことで、改めて言葉の重要性や上下関係の大切さを実感した出来事でした。
