カットや編集をせずに配信することを「切り抜き」や「編集配信」と呼ばれ、ゲーム配信の中でも人気の手法です。しかし、このような配信方法には欠点があります。
まず、切り抜きは大会の正直性を損ねることがあります。ゲーム配信は視聴者にとっては生放送であり、その場の状況をリアルタイムで見ることが楽しみの一つです。しかし、切り抜きでは実際のプレイの様子やその時の緊張感が伝わりにくくなってしまいます。また、手元を見せるかどうかや、リスナーとのコミュニケーション方法によっても配信内容が異なってくるため、切り抜きではその「本来の姿」が伝わりづらくなります。
さらに、切り抜きは視聴者の信頼を損ねることもあります。切り抜きには切り取られた部分を隠したり編集したりすることが可能です。そのため、切り抜き配信者がリスナーに対して手元を見せなかったり、プレイを操作していることが疑われる可能性があります。これでは視聴者は配信者の実力やプレイスタイルを信じにくくなってしまいます。
最後に、配信者の体力や時間管理にも大きな負担がかかります。切り抜きでは配信中に休憩を取ったり編集をするため、配信時間が長くなってしまうことがあります。また、配信のための準備や編集にも時間がかかるため、実際にプレイする時間が減ってしまいます。無理な配信スケジュールを組んで体力を消耗させることは配信者の健康管理にも悪影響を与えてしまいます。
以上の理由から、切り抜き配信はやめるべきです。配信者としては視聴者との信頼関係を大切にし、実際のプレイの様子やプレイヤーとのコミュニケーションを重視することが大切です。また、視聴者とも共に楽しめる配信を目指して、切り抜きではなく生配信を行いましょう。
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